盛岡ハヤシライスを召し上がってくれた学生の皆さまへ【社長Letter Vol.9】

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2026年9月30日に『盛岡ハヤシライス』と一緒にお渡しした「社長からのお手紙」をご紹介します。

盛岡ハヤシライスを召し上がってくれた学生の皆さまへ

本日も盛岡ハヤシライスを選んでくださり、本当にありがとうございます。
このお手紙では毎回、ハヤシライスの背景や、私たちの活動について少しだけお話しています。

今回は、嬉しいご報告があります。

今月仙台で開催された「ATERUI2026」というイベントに登壇し、地域企業の事業承継やM&A(企業合併・買収)についてお話ししました。
そしてありがたいことに、「弓賞(跡継ぎ部門1位)」という賞をいただきました。

今回お話ししたいテーマは、
「どうせ変わらない。」から「もっと面白い。」へ
です。

地方には、素晴らしい技術や人、会社、そして長い時間をかけて積み重ねてきた歴史があります。
一方で、後継者がいないという理由だけで、長年続いてきた会社がなくなってしまう課題もあります。

私はM&Aを単に「会社を買うための手段」ではなく、「地域を支えてきたものを次の世代につなぐ手段」にしたいと考えています。

もちろん、簡単なことばかりではありません。実際、私たちにとって初めてのM&Aでは、直後に従業員の方が退職したり、私自身が営業に出たり、見積書や請求書を作ったり。。

「M&Aって、こんなに大変なのか」と思うこともありました。

それでも、そこから会社の仕組みを一つずつ変え、グループの仲間として一緒に成長していく。そうした経験を重ねる中で、「少しずつでもやってみれば、変えられるかもしれない」と思えるようになりました。

そして、これはM&Aに限った話ではないと思っています。

実は、この「盛岡ハヤシライス」も同じです。
盛岡の老舗洋食店「洋食みずの」の味を、もう一度次の世代につなげたい。

そんな思いから、岩手大学の皆さんと一緒に復活させ、今では毎月、大学で販売し、収益については岩手大学に全額寄付させていただいています。

昔からあるものを、そのまま残すだけではなく、今の時代に合わせて、少し形を変えながら次につないでいく。私は、これも地域を未来につなぐ一つの方法だと思っています。

「地方だから、どうせ変わらない。」

そんな言葉を聞くことがあります。でも私は、

「地方だからこそ、もっと面白くできる。」

と思っています。

大きなことは、すぐには変えられません。
でも、一皿のハヤシライスからでも、何かを始めることはできます。
今日この一皿を食べてくださった皆さんと、そんな「もっと面白い未来」を少しずつつくっていけたら嬉しいです。

これからも、盛岡から「もっと面白い」をつくっていきます。
今日の一皿が、誰かの「やってみよう」のきっかけになりますように。

ミッドホールディングス株式会社
代表取締役 水野剛

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