実習内容
最初にオリエンテーションを行って全体の流れの確認や会社紹介をしていただいて、次にハードウェア、ファームウェア、BLE、仕事の進め方についての講義がありました。講義では聞きなれない単語が多く、理解するまでに苦労した部分もありましたが、指導員の皆さんが優しく教えてくださったのもあり、少しずつではありますがしっかりと理解することができました。
次に、実装のために必要なセンサ類からデータ収集を行うプログラムやビーコンに送信するプログラムの作成を行い、仕様書についての説明を受けました。こちらも、最初は慣れない部分や忘れていた部分があり、うまくいかない場面や受け答えに戸惑う場面があったのですが、作業を進める中で次第に慣れてきて、理解することができました。
そして準備が整い、最終成果物を作成する実装を行いました。ここでも、慣れない部分やうまくいかない部分があり、進めるのを大変に思った場面もありましたが、なんとか目標を達成し、成果物を完成させることができました。

気付き・学び
できないことがあっても、それを隠したり取り繕ったりせずに、できないということを開示してそこからどう成長できるかを考えることは、今回のインターンシップで非常に重要でした。今までもなるべく意識してきたつもりでしたが、それをもっとコンスタントに行い、停滞する状況をなるべく防ぐことが大事であると感じました。また、これは、就職後に必ず必要になる要素の1つであるとも感じました。
また、今回のインターンシップで私は、自分に何が足りないのかを見つけたく思っていました。5日間のインターンシップを通して、どのような点が気になったのか、指導員の方に聞いたところ、「問いや投げかけに対してのレスポンスが早くなると、もっといい」とのお話をいただきました。それを改善するには、もっとたくさんの経験を積む必要があり、これから何をするべきかが明確になりました。これは、インターンシップを通して得ることができたものとして、大きなものであると感じています。

インターンシップ参加を検討している方へ
「自分は経験がある」という気持ちは、自信にもなりますが、時には思い上がりや慢心にもつながります。できない時に学ぶことは意識できる場合が多いですが、できる時もできない時も、そこからどのように成長できるかを考え、自身の知識や技術を磨くために何ができるかを模索することを意識すると、インターンシップを実りのあるものにできると思います。
また、知識や技術だけでなく、周りにいる人とどのようにコミュニケーションを取れるかは、インターンシップ期間だけでなく、他のどの場面でも重要になります。何かを質問してみるところからでも良いと思います。積極的に話をして、ぜひ、たくさんのものを吸収できる期間にできたら、とても良いと思います。
